結論から言いますと、 dアカウントを作成して、「DAZN for docomo」(月額1925円(税込))に申し込むのが一番です。 「DAZN for docomo」は「DAZN」と何も変わりません。ただ、for docomoという名前が付いているだけにすぎません。今回の値上げで嘆くユーザーは非常に多いですが、「DAZN for docomo」に申し込めば月額1925円で視聴していたユーザーでも今まで通りの料金でDAZNを視聴できます。 2022年2月22日以降に通常ユーザーは現状の月額1925円から3000円(いずれも税込)に値上げするのですが、一方DAZN for docomoのユーザーは据え置きとなっています。 さらに、 「DAZN for docomo」のサービスは自身の持っている通信キャリアがdocomoである必要がありません。dアカウントさえあれば申し込むことができます。(2022年1月28日時点) つまり、わざわざMNPしてまでキャリアをNTTドコモにのりかえる必要もメリットも全くないのです。上記の青文字部分を認識できていない方が割と多かったので、今回このような記事をあげました。 因みに、1078円(税込)で視聴できるユーザーは2020年9月から一度も解約せずに継続的にDAZNを契約している、およびキャリアがdocomoのユーザーのみです。よって、今からdocomoに乗り換えたとしても変わらず1925円(税込)です。 dアカウントはキャリアフリーユーザー向けにも作成することができます。つまり、Gmailのアドレスなどがあれば完全無料で簡単に作成できるのです。dアカウントが既にある方はそのまま申し込むことができるので問題ありません。 しかし、今は1925円(税込)ですが、docomoが料金を追従するために今後いつ値上げするか正直分かりません。(2022年4月18日に3000円(税込)に値上げ予定) なので申し込むのであれば早めの方がいいでしょうが、値上げを発表してからでも多少猶予期間はあるとは思うのでそのタイミングでもいいと思います。なぜなら、DAZNのプロ野球の放映権は毎年入れ替わっています。昨年は11球団の主催試合が視聴可能でしたが、今シーズンはどうなるかまだ分かりません。(2022年1月28日時点) 広島カープ主催の放映権が増えることはかなり考えにくいですが、逆に昨年の11球団から減少する可能性が考えられます。よって、現在野球の視聴方法を考えている方は まずはdアカウントだけ作成しておいて、ウォッチして静観しましょう。
<2022/2/24 追記> 2022年2月21日に「DAZN for docomo」の料金が2022年4月18日(月曜)から改定し、「DAZN」の標準価格と同じ月額3,000円(税込)となることが発表されました。
↓以下は年間プランについてです。 Jリーグ各クラブが提供している年間視聴プランなどが売り切れしているなどの情報がありますが、過去DAZNは放送内容を直前で変更することが割と日常茶飯事です。なので、年間プランは料金自体は多少安くなりますが、特定のスポーツのみを視聴したいユーザーにとってはかなりリスクが高いです。 よって、通常ユーザーでわざわざ月額3000円(税込)を支払うぐらいであれば、dアカウントを作成してDAZN for docomoに入りましょう。そうすれば、今まで通りの料金(月額料金1925円(税込))で視聴でき、スカパーの1/2以下のコストでDAZN(11球団かは現時点で不明)を視聴できます。
見ての通り、赤線を引いているDAZN for docomoのユーザー(税込1925円)は今回のお知らせ対象外となっており、料金が据え置きとなっています。さらに、2020年9月30日から継続して契約しているユーザーについてもこれまでと同様1078円(税込)の価格となります。通常ユーザーの約1/3の価格となっており、ここまで差が出て来るとユーザー間格差による不公平が懸念されます。(個人的にドコモユーザーで現在の1925円での提供価格は1000円未満の差であるため、他キャリアと差別化する上では概ね妥当であると考えています。)
NTT docomoは他キャリアへのMNPの阻止や他からのMNP獲得を目指してDAZN for docomoを継続しているのかもしれませんが、DAZN側もサービスを提供している以上それを許容していると言う事です。 本来の形としてはJリーグクラブのDAZN年間視聴パスを購入している既存ユーザーや新規ユーザーに多くの還元がされるべきなのです。(DAZNは今後新規ユーザー獲得の為のキャンペーンは打ち出してくると思いますが、それは根本的解決にはなりません)
来年度も、Jリーグ各クラブからDAZN年間視聴パスが販売されるとは思いますが、現状のdocomoまたはahamoユーザー1087円(税込)が据え置きになり、もしこちらの年間パスだけが値上げとなった場合、購入するサポーターが減少するのは火を見るよりも明らかです。この点はJリーグ側も強く認識しておく必要があります。 また、NTT docomo側としてもこのまま1087円の格安ユーザーを放置し料金を肩代わりし続ける事は他のユーザーからクレームがくるなどの運用リスク、コストを抱えるため、あるタイミングでドコモユーザの料金を一律1925円(税込)に統一することが最も妥当だと筆者は考えます。それがサブスクリプションの健全なサービス運営と言うものです。 本来であれば、DAZN for docomoが1078円(税込)で提供出来なくなった時点でこのサービスを無くすことが筋だったのかもしれません。ただ、契約当初はDAZN側がここまで値上げすることも十分想像できていなかった可能性があります。 よって、今後NTT docomo側が1078円の格安ユーザーの料金体系についてどのように扱っていくのか、向こう数カ月間注視したいと思います。