DeNAベイスターズの春季キャンプも第3クール(2/10〜2/13)が終了しました。
また、2軍の嘉手納キャンプは2/14も練習日となっています。

・青山道雄ヘッドコーチ、小池正晃コーチが合流しました！
・仁志二軍監督のインタビューがあり、新たな怪我人もなく順調とのコメントがありました。
↓以下のリンクはイレブンスポーツの動画です。
DeNA 仁志敏久ファーム監督独占インタビュー（2月8日） - YouTube

・田中俊太選手が嘉手納キャンプに合流し、これで全員復帰！
・藤田一也選手が左ふくらはぎの張りのため、嘉手納キャンプに合流することを発表
・松坂大輔氏が宜野湾キャンプを視察

この日は、紅白戦の前に1軍・2軍を交えた合同ノックが行われました。

紅組スタメン (敬称略)
1番（中）梶原　1安打 二塁打
2番（遊）森　　1安打 1打点 1四球　二塁打
3番（指）伊藤光
4番（左）楠本
5番（捕）山本
6番（三）倉本　1四球
7番（右）細川
8番（一）知野
9番（二）柴田

(投手)
上茶谷 3回 1失点 ー 坂本 3回 ー ディアス 1回

白組スタメン
1番（左）宮本
2番（中）関根　1安打　二塁打
3番（右）蝦名　1安打
4番（捕）嶺井　1安打 1打点
5番（一）山下
6番（指）東妻
7番（二）伊藤裕　1安打
8番（三）小深田
9番（遊）田部

(投手)
阪口 2回 ー 石川 1回 ー 平田 1回 1失点 ー 中川 1回 ー 池谷 1回 ー 加藤 1回

結果は1-1(7回打ち切り)の引き分けでした。

◆昨年の紅白戦との違いは？
・今回の紅白戦は第３クールのキャンプ10日目。昨年は第2クールの6日目に行われたので、４日ほど遅くなっています。
・昨年の投手のイニングは最大でも2回でしたが、今年は一回りの目安となる3イニングとなっています。
・昨年は打順がDHありで10番という特別ルールでしたが、今年は９番までです。
・昨年ではなかったランナーに対しての特別代走を導入しています。

以下の記事は昨年の紅白戦についてです。
DeNAベイスターズ　春季キャンプ第2クールまとめ(2021年) - 横浜DeNAベイスターズ分析ブログ

◆気になった点
・ディアス投手は紅組での登板となりました。
・村川選手、伊藤裕選手が積極的な盗塁を試みていた。村川選手は山本捕手に刺され、伊藤裕選手は上茶谷投手の上手い牽制でアウト。
・育成の石川投手が１軍レベルで通用するか見てみたいと感じた。昨年のファームでの防御率は2.35と悪くない数字。
・戸柱選手が試みたセーフティバントはノーサインかもしれない。
・新人選手を含め全選手がほぼ出場機会が得られていた。
・特別代走は村川選手と森選手、死球で大事を取って神里選手から交代した楠本選手の3選手。

目立ったスピードガンまとめ：加藤大149km/h、ディアス150km/h、上茶谷147km/h、阪口148km/h

白組では阪口、ディアスの両投手、小深田、伊藤裕選手が評価されたようです。

・小園投手が今春キャンプでは初のブルペン入りを果たし、伊藤光捕手と組みました。伊藤光捕手も18歳とは思えないとのコメントを残しました。

斎藤チーフ投手コーチを始め、ヤクルトスワローズの奥川投手と重なる部分があると言われていますが、その中でも以下の記事は興味深かったので紹介します。

コメントを一部抜粋すると「中10日のうち前半の5日は体力トレーニングに重点を置き、後半の5日で登板に向けてしっかり調整をしていた。つまり、年間を通して1軍のマウンドで投げながら、体力強化を並行してやっていたというわけです。」
奥川投手の場合、1年目は2度の故障がありこれでもスローペースでした。小園投手が怪我をせず順調にいった場合は、このような形での起用が今後考えられるかもしれません。

・チーム野手のキャプテンでもある佐野選手が「右腹斜筋肉離れ」で離脱となりました。2017年にソフトバンクホークスの柳田選手も同じ診断を受けていますが、1か月後のベイスターズとの日本シリーズに出場しています。ただ、通常は1～2カ月は掛かるため開幕までに間に合うかはかなり微妙だと思います。

・10日に台湾メディアが強化試合の延期の可能性を示唆
当ブログでも以下の記事で触れています。
3月の栗山ジャパンの初陣はどうなる？ - 横浜DeNAベイスターズ分析ブログ

サッカー日本代表では隔離期間が６日と言う話でした。

しかし、以下の記事では5日となっています。どちらが正しいかは不明です。

斉藤コミッショナーも、強化試合についてはまだスポーツ庁と交渉中と述べています。

以下でも触れていますが、3月の新規入国が緩和されることにより開催される可能性は残されていると思います。

・新外国人選手の来日が３月？
新規入国の原則停止が続いている中、ビジネス入国が緩和されるとの情報が出ました。
DeNAベイスターズで該当する新外国人選手はB.クリスキー投手と育成のH.マルセリーノ投手です。早ければオープン戦終盤に間に合うかもしれません。

さて、次の第4クール(2/15～2/17)ではシーズン開幕戦で対戦する広島カープとのコザでの対外試合が2/16(水)に組まれています。16日についてはスカパーもしくはJSPORTSオンデマンドでなければ視聴することができませんが、先発は石田投手を予定しており開幕に向けてどのような内容の試合になるか注目です。