横浜DeNAベイスターズ分析ブログ

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ベイスターズの速報まとめ(2022年3月1日のみ)

沖縄でのキャンプは終了したものの、怪我人などについての続報がありましたので簡単にまとめます。ファームが早稲田大学と練習試合を行っていますが、本記事においては割愛します。


◆森選手は開幕絶望的に...
前記事において、森選手の状態を左足の軽度の捻挫と見ていましたがどうやら本当に問題だったのは右脚の方だったようです。

1日に横浜市内の病院で右脚ハムストリングの肉離れと左足首捻挫と診断されたようです。
左足首捻挫は予想していましたが、右脚は問題ないと筆者は思っていました。
ベース手前で既に肉離れを起こしていたか、それとも捻った足を庇おうとして肉離れを起こしたのかは定かではありませんがいずれにしても同じプレーで起きた怪我と考えられます。


三浦監督も今回の出来事については「痛いですよ。状態も良かっただけに。まずはしっかり治すこと」と語っており、筆者としても起きて欲しくなかった出来事の一つです。


今後の復帰は肉離れの状態にもよりますが、早くても1カ月はかかり最大で3カ月の治療が見込まれます。実戦復帰後の調整などもあるため早くても5月ですが、7月になることもあり得ます。何にしても肉離れは復帰しても再発することもある厄介な怪我であり、日本ハムの五十幡選手を例に挙げると、昨年は3回ほど同じ個所で左脚ハムストリングの肉離れを起こしています。
怪我の原因は様々あるとは思いますが、筆者として気になるのは森選手はキャンプに入る前に焼肉を食べることで体重を増量していたとの事で、自重負荷が掛かっていたことが要因の一つかもしれないと思っています。
もう一つは、沖縄セルラースタジアム那覇という慣れていない球場での走塁です。先日の巨人とのオープン戦において内野守備でもベイスターズの選手は戸惑いを見せていましたが、グラウンドの硬さが通常の球場とは違う可能性もあるので、事前に硬さや滑りやすさなどを確認し特に警戒する必要があるのです。
これはサッカーでもよくある話で怪我しやすいグラウンドは一定数存在し、場合によっては怪我しやすい選手またはここで怪我させるのだけは避けたい選手をスタメンから外したりします。それら、グラウンドコンディションを正確に把握することは勝つためにも、そして選手を守るためにも非常に重要なことです。
まずは治すことがもちろん大事ですが、同じような怪我が今後発生あるいは再発しないようにどのように対処していくのかも考えていく必要がありそうです。


◆斎藤隆チーフ投手コーチは小脳梗塞と診断されていた
もう一つ心配されていたのが、斎藤隆チーフ投手コーチの容態です。

26日には既に退院し横浜に戻っていたとのことですが、今回ばかりは大事に至らなかったことが何よりも幸運だったと思います。
脳梗塞は一度でも起こると傷痕が残るため、完全に治療できる病気ではありません。また、病状が進行すると最悪の場合、日常生活もままならなくなります。早期発見および治療により、今回は「後遺症が無く、また食事や生活への制限がない」というのは良かったと思います。
今後は徐々にリハビリを始めるという事ですが、再発もあるのがこの病気の怖さ。
「頑張れ!」や「無理しないで!」と中々言えないのはもどかしいですが、コーチ本人は「自分の中で一緒に戦いたいという思いもあるので、一歩ずつやっていきたい」と語っているので、その意思を最大限尊重し見守りたいと思います。


本日は悲報および心配なニュースが立て続けにありましたが、そんな中で希望の光もあります。
◆入江投手がリリーフに転向

筆者も前から思ってはいましたが、昨年のドラ1である入江投手は今年はリリーフに転向するとの事です。
昨年ヤクルトスワローズで大きく飛躍した清水 昇投手も元々は入江投手と似たような経歴、タイプであり(大卒でドラフト1位、当初は先発)、彼のような成功例をイメージしている可能性があります。


◆今永投手はビジターでのヤクルト3連戦での復帰を目指す
今永投手は当初開幕は絶望的という見方がされていましたが、4/1からのヤクルトとの3連戦で1軍復帰を目指すようです。

投球練習は再開しているかはまだ不明ですが、このような報道が出るということは炎症が良くなり始めており、ある程度見込みが立ってきたという事ではないかと推測しています。


<最後に>
今回の森選手の離脱はもちろん痛いですが、ショートには知野選手・柴田選手・大和選手を始め多くの候補が居ます。シーズンは長くそもそもまだ始まってすらいないので今の時点で慌てる必要はないと思います。
ただ、怪我人が定期的に続出することは昨年度から続いており、三浦監督も過去に「こちらが知りたい」と言う旨を語っていますが、優勝を目指すうえではやはり今後の課題となってきそうです。
ケガについての考えが筆者の中である程度まとまったら、また記事にしたいと思います。