横浜DeNAベイスターズ分析ブログ

簡潔にベイスターズを分析するブログです。Twitterで主に発信してますが、こちらのブログにも随時投稿していきます。

DeNAベイスターズ 春季キャンプ第2クールまとめ(2022年)

いよいよ、DeNAベイスターズの春季キャンプも第2クール(2/5〜2/8)が終了しました。
三浦監督は、第2クール最終日を終え「順調にきている。大きなけが人もなく、しっかりと練習量も確保できていますし、中身が濃い第2クールになった」と語りました。


目次


早速ですが、簡単に振り返っていきます。

2月5日(土) キャンプ4日目 侍ジャパン栗山監督が視察

・走塁練習中に楠本選手の上半身腕部あたりに打球が直撃しました。(翌日こそAT指示となったが、大事には至らなかった模様)
・藤田選手がキャンプ2日目から別メニューとなっていたことが判明。(本人曰く張り切り過ぎたとの事)
・侍ジャパンの栗山監督が宜野湾キャンプの視察に訪れました。


<補足>AT指示・・・アスレティックトレーナー(スポーツトレーナー)指示

2月6日(日) キャンプ5日目 次々と選手が合流!

・この日から春季キャンプ前のスクリーン検査で陽性と判定されて隔離されていた、2年目の牧選手、京山投手、浅田投手が嘉手納の2軍キャンプに合流しました。
・濃厚接触者判定で隔離となっていた、3年目の伊勢投手が1軍キャンプに合流しました。


・イレブンスポーツではいつまで見逃し配信を視聴できるかは分かりませんが、2月9日時点では視聴できます。

2月7日(月) キャンプ6日目 今キャンプ初のケース打撃を実施

・濃厚接触疑いで隔離となっていた、相川1軍バッテリーコーチ、小園投手、大田選手が宜野湾キャンプに合流しました。
・同じく濃厚接触疑いで隔離となっていた宮國投手、宮城投手が2軍の嘉手納キャンプに合流しました。
・6日遅れとなった小園投手ですが、2日からはチームの練習が全て終わったあとの夜の時間帯に、導線を分けて室内練習場で約2時間練習を行っていたようです。


<補足>残るは、青山ヘッドコーチ、小池コーチ、田中俊太選手の3名です。


・こんな記事がありました。山崎康晃投手の体重減は三浦監督のみならず、とんねるずの石橋貴明さんの言葉があったからかもしれません。

2月8日(火) キャンプ7日目 小谷コーチングアドバイザーの存在

・キャンプ7日目は天気が微妙のため室内練習からのスタートとなりました。
小園投手は順調にキャッチボールから始めており、その後は三浦監督と共にブルペンの見学にも立ち会いました。


今春のキャンプで一段と存在感があるのが、小谷コーチングアドバイザーの存在です。多くの名選手を指導してきた経歴があり、三嶋投手のシュート習得にも太鼓判を押していました。

また、他にも伊勢投手、入江投手を中心にしきりに積極的に声を掛けている様子が見られました。

気になる点まとめ

・柴田選手が守備練習や投内連携の際にショートのポジションにまだ入っていないので今後セカンドとしての起用となるのか注目です。
・3月5日、3月6日の台湾との侍ジャパンの強化試合で誰が選出されるのかが注目されるところです。また、試合後の隔離があるのかも気がかりです。


いよいよ、2月10日(木)からは第3クールが始まり、12日(土)には紅白戦が組まれています。要注目です。以下は日刊スポーツさんの画像をお借りしています。

DeNAベイスターズ 春季キャンプ第1クールまとめ(2022年)

2022年の春季キャンプが始まり、第1クール(2/1〜2/3)が終了しました。
昨年と同様にキャンプ中の主な出来事や内容について振り返っていきます。
昨年は「順調な滑り出しとなった」のですが、今年は選手・球団関係者含めCovid-19の感染者が発生する第1クールとなりました。
また、2日目の午後と3日目は一日中天気が雨となり室内練習が多くなりました。

そんな中ですが、三浦監督自身は手ごたえを感じていたようです。怪我人は出ていないのでいい滑り出しと捉えているかもしれません。


昨年の第1クールについては以下の記事となっています。
DeNAベイスターズ 春季キャンプ第1クールまとめ(2021年) - 横浜DeNAベイスターズ分析ブログ


まず、昨年のキャンプと大きく変化した点は、一軍の宜野湾で1億7000万円をかけて新設されたブルペンです。雨による水没を防ぐことができるので、これが早速効果を発揮する形となりそうです。


昨年はブルペンが水没し復旧に2~3日を要しました。その様子についても下記の記事にて触れています。
DeNAベイスターズ 春季キャンプ第3クールまとめ(2021年) - 横浜DeNAベイスターズ分析ブログ


3日目から1軍バッテリーコーチの相川コーチが濃厚接触者疑いのため隔離となりましたが、急遽鶴岡二軍バッテリーコーチが代わりに指導し、相川コーチも隔離されながらもリモートで指導を行うなど工夫も見られました。
また、新外国人選手のB.クリスキー投手も現時点で新規入国の見込みが立たないため来日できていませんが、リモート会話によってチームメイトとやり取りをする様子が見られました。


では、初日から振り返っていきます。今回は主に1軍のみの振り返りとなりますので、予めご了承ください。
沖縄の嘉手納(かでな)で実施されている二軍(ファーム)のキャンプの様子もイレブンスポーツで視聴する事ができます。


■2月1日(月) キャンプ初日!


⭐️初日の練習の流れ
・野手陣
10:00〜 ウォームアップ
10:30〜 ベースランニング
10:45〜 キャッチボール
11:00〜 内外野別ノック
12:00〜 ランチバッティング(桑原選手・藤田選手・佐野選手) ※大田選手は欠席
13:00〜 3班に分かれての練習
15:30〜 個別練習


昨年と異なる点だけ、以下に列挙します。
・ウォームアップ後にベースランニングを実施している
・ランチの時間が11:20から12:00に変更
・個別練習が15:30からと時間を明記
・バッティングマシンにカーブマシンを導入


 ・投手陣 
10:00〜 ウォームアップ
10:40〜 キャッチボール
11:05~ 2か所ノック
11:30~ 2班に分かれての練習
15:30~ 個別練習


・レフトが本職の佐野選手がファーストの守備練習を行いました。(この日のミットは普通のグラブ)
・三浦監督と石井野手総合コーチが打撃投手を務めました。
・ドラ1の小園投手と新加入の大田選手が濃厚接触者疑いで自主隔離となったことを球団側が発表しました。(最低でも6日間の隔離が必要)


■2月2日(火) キャンプ2日目
・佐野選手が連日ファーストの守備練習を行いました。(ミットは宮崎選手のファーストミットを借用)
・連日、三浦監督と石井野手総合コーチが打撃投手を務めました。
・森選手と知野選手が早出で守備練習(石井琢朗コーチと田中浩康コーチと共に)
・青山ヘッドコーチ、小池外野守備走塁コーチが陽性(いずれも無症状)となり、相川1軍バッテリーコーチが濃厚接触者疑いのため隔離となりました。
・2軍キャンプでは田中俊太選手が陽性判定(発熱の症状)。宮國投手と宮城投手は濃厚接触者疑いのため、自主隔離との発表。


■2月3日(水) キャンプ3日目
・天気がとなったため、主に室内練習となりました。
・この日から、隔離となっていた大和選手が2軍の嘉手納キャンプに合流しました。


<まとめ>
全体的に昨シーズンよりも練習量・質ともに増している印象を受けました。
第1クールで特に印象に残った選手は以下の4選手です。


・細川選手
⇒大きく打撃フォームを変えていました。身体も更に大きくなり、ネフタリ・ソト選手の様なゆったりとしたフォームで力強い打球を飛ばしていました。
・森選手
⇒昨シーズンから身体が大きくなっていると感じました。
・山崎投手
⇒体重が一番大きかった時に比べ8㎏減少したとのことですが、それが一目で分かる体格になっていました。
・三浦銀二投手
⇒ブルペンで力強い直球を投げ込んでいました。実戦の内容次第で開幕一軍も十分あると思います。


また、南場オーナーもグラウンドに度々顔を見せており、1週間の視察となるようです。4日は休養日となり、5日(土)から第2クールが始まります。

DeNAベイスターズの一週間まとめ(1月23日~1月30日)

先週に比べると大きな情報はかなり少ないです。


・チームスローガンが決定
⇒23日に2022年のチームスローガンが決定し、「横浜反撃」となりました。話は早いですが、来年のスローガンが「優勝再来」になるように今シーズンは頑張って欲しいですね。


・濃厚接触者疑い隔離期間が短縮
⇒Covid-19の濃厚接触者疑いの隔離期間が10日間から6日間になり短くなりました。
注意したいのは「濃厚接触者」「濃厚接触者疑い」の違いです。
また、後に政府から「濃厚接触者」についても10日間から7日間になり短縮されています。(2022年1月28日から適用)


・新戦力獲得時期は7月31日まで(2019年以来3年ぶり)
⇒昨シーズンの新戦力(新外国人選手、トレードなど)獲得時期は夏季五輪の開催もあり、8月31日までとなっていましたが、今シーズンは従来通り7月31日までとなります。現在の横浜DeNAベイスターズの支配下登録選手は66人、育成選手は11人です。(2022年1月28日時点)
新外国人選手の獲得は来日目途が立たないため現状難しいかもしれませんが、トレードなどの動きはあるかもしれません。因みに2022年1月28日時点ではまだどこの球団でもトレードは一度も行われていません。独立リーグなどの選手も獲得できるため、7月にチーム順位がどこにつけているかによっても変わってくると思います。



・イレブンスポーツ プロ野球プレミアムの料金値上げ
⇒イレブンスポーツは横浜DeNAベイスターズのファーム(2軍)の試合を視聴することができますが、月額料金が2022年2月1日(火)以降、最初の請求日より
 旧)月間1,078円(税込)⇒ 新)月間1,595円(税込)と517円の値上がりとなります。
 
現状のコンテンツ(春季キャンプ2軍、ファーム公式戦)に加え、選手追いかけカメラ(毎月5試合から10試合を予定)、選手インタビュー、3軍の試合配信などの新規コンテンツが追加されるとのことです。Deファンにとっては、小園健太投手の投球が楽しみな中での値上がりは痛いですが、新規コンテンツに期待したいと思います。


・Deの4選手がCovid-19に感染
京山将弥投手(無症状)
浅田将汰投手(無症状)
牧秀悟選手(のどの痛み、鼻水)
大和選手(発熱 ※現在は回復)
松本隆之介投手(無症状)
チームスタッフ1名(のどの痛み)
⇒最早感染すること自体は何もおかしくもない状況の中で、28日に球団側は27日に4選手が陽性判定を受けたことを発表しました。また、1月20日に高卒2年目の松本隆之介投手が陽性判定を受けていたことも同時に発表しました。そして、伊勢大夢選手が濃厚接触者の判定を受けており、自主隔離をしているとのことです。有症状の場合は最低10日間は隔離する必要があるため、春季キャンプの合流に遅れがでます。


・ニコニコ生放送、球団公式YouTubeとベイプラが春季キャンプを配信!
過去記事において、春季キャンプの視聴方法について記事にしましたが、球団公式YouTubeとベイスターズプライムカメラ(通称:ベイプラ)で配信することが決まりました!いずれも無料で視聴可能


公式You Tubeチャンネルは↓となっており

2月1日(火)、2月3日(木)、2月10日(木)、2月12日(土)に10:00~練習終了まで配信されるとのことです。


また、ベイスターズプライムカメラアプリでは、
2月15日(火)10:00~練習終了まで
2月20日(日)10:00~試合開始前まで
2月25日(金)10:00~練習終了までの3日間の配信となっております。


そして、ニコニコ生放送において例年通り配信されることが決まりました。(プレミアム会員は月額550円でタイムシフト視聴が可能)
春季キャンプ中は、練習・紅白戦・練習試合の連日の配信(11:00~)が決まっており、筆者はこちらで主に視聴する予定です。


<2022年2月9日追記> 伊勢大夢投手が濃厚接触者の判定を受けていた旨を追記しました。