横浜DeNAベイスターズ分析ブログ

簡潔にベイスターズを分析するブログです。Twitterで主に発信してますが、こちらのブログにも随時投稿していきます。

2022年春季キャンプの視聴方法について

2022年春季キャンプがあと10日ほどまで迫っていますが、2020年シーズンあたりから横浜DeNAベイスターズは毎年春季キャンプの中継もされるようになりました。
今年も1軍は宜野湾、2軍は嘉手納で実施予定となっております。
主に、宜野湾キャンプ(1軍)の視聴方法とその比較について改めてここに記載したいと思います。嘉手納キャンプ(2軍)は「イレブンスポーツ(月額1078円)」で配信予定となっています。


・TBSチャンネル2
期間:2022年2月1日(火)~2月27日(日)  ※休養日:2月4日(金)、9日(水)、14日(月)、18日(金)、24日(木)
⇒特徴としては、実況が常に1名付いており、時々解説席に1名呼ぶ放送形式です。ルーキー選手のインタビューもたまにあります。
2月の間の放送時間は通常は午前11時~午後3時でウォーミングアップ後からの中継になることが多いです。練習試合があるときは午後5時までの中継になります。


料金:住んでいる地域のケーブルテレビ局によって異なります。
例1)   スカパーアンテナがあるなら月額1,529円(税込)(TBSチャンネル1とのセット) ※場合によっては初月は無料
例2)東急沿線のケーブルテレビのイッツコムなら月額660円/台(税込)
と言った感じです。


・Paravi
期間:2022年2月1日(火)~2022年2月25日(金) ※休養日:2月4日(金)、9日(水)、14日(月)、18日(金)、24日(木)
⇒特徴としては午前10時から練習終了まで配信されることです。放送内容は練習や試合だけでなくParaviだけでしか見られない企画などあるようです。期間内であれば、見逃し配信も視聴可能となっております。筆者はニコニコ生放送でキャンプ中継されない場合は、こちらに加入することを検討しております。言うまでもなくParaviの他のコンテンツも利用可能です。

料金:月額 1,017円(税込) ※Paraviベーシックプランなら登録後2週間は無料


<2022/1/22時点では放送するか不明>
・Twitter
期間:現時点では不明
料金:無料
⇒球団公式TwitterでのLIVE配信です。不定期で配信しており、放送終了後はアーカイブが残らないのでタイムシフトもできないです。


・ニコニコ生放送
期間:現時点では不明
料金:無料会員でも視聴可能ではあるが、混雑している時は追い出される可能性が高くなります。プレミアム会員は月額550円(税込)で追い出されることがなく、またタイムシフト視聴が可能です。
⇒今年は放送されるかがまだ不明ですが、2021年シーズンは連日練習開始から練習終了までキャンプ中継されており、練習試合やオープン戦なども中継されていました。


<結論>
TBSチャンネル2の放送期間は27日までとParaviより2日長いですが、Paraviは中継時間が10時とTBSチャンネル2より1時間早い上、終了時間も15時までではなく練習時間終了までとなっているためトータル時間では最も長くなります。独占企画もあるため一番満足度が高くなるのではないかと思われます。
ライトのユーザーであれば球団公式Twitterでの配信を待つことになりますが、不定期であり見逃した時のタイムシフト視聴もできません
全てはニコニコ生放送で中継されるか次第ですが、登録後2週間は無料であるParaviに加入することは悪くない選択肢だと思います。因みに、筆者も現在Paraviを検討しています。
個人的な今後の希望としては、室内練習についても中継して欲しいという思いはあります。(読売ジャイアンツのジータスなどでは室内練習も中継されることがあります。)


以上が春季キャンプが放送される主な媒体と思われますが、今後増える可能性も残されております。おそらく、公式の中継情報については近日球団からの発表があると思います。

ここ1週間の主にベイスターズ関連の出来事をまとめました

ストーブリーグではありますが、ここ最近大きな出来事が続きました。
2022年1月17日~21日時点までの主に横浜DeNAベイスターズに関するニュースを本記事にてまとめたいと思います。


1月17日(月)
・DeNAベイスターズの選手にCovid-19の陽性者が発生
⇒宮崎敏郎選手、嶺井博希選手の2選手がCovid-19に感染したことを球団側が発表しました。発熱、味覚症状、倦怠感、息苦しさなどの症状はないとのことで無症状のようです。所轄保健所の指示により、自主隔離しているとのことです。因みに、隔離期間については1月15日から変更となっており、最短で隔離期間は7日間です。



・侍ジャパンの試合は予定通りに催行?
⇒2022年3月5日~6日に日本代表と台湾代表の試合が東京ドームで予定されております。本件について日本国内ではまだ報道されていませんが、台湾の記事によりますと予定通り催行されるための手続きを踏んでいるとのことです。日本側もその想定で動いているようです。


・サッカー日本代表戦後の隔離期間が14日⇒6日に短縮!
⇒一見プロ野球に関係なさそうなニュースに見えますが、上記の侍ジャパンの試合後は選手たちは隔離する必要があるため本決定事項はその前例となり得るため、朗報となります。


・前監督のアレックス・ラミレス氏がアジアンブリーズのGMに就任
⇒アジアンブリーズは所謂エージェント会社ですが、どうやらコーチや監督のキャリアを経てこれからはGM職を目指すようです。現在、DeNAベイスターズにGM職はありませんが、前監督時代を見ていて個人的な意見としては有能な補佐役が必要だと考えます。


・パイレーツ筒香選手が故郷に球場を建設
⇒これまでも著書「空に向かってかっ飛ばせ! 未来のアスリートたちへ 」を始め、積極的に多くの発信をしている筒香選手ですが、なんと故郷の和歌山県橋本市に自費で球場を建設するとのことです。野球人口(そもそも子供の人口)が減りつつある中でも画期的な試みとなりそうです。


1月18日(火)
・レギュラーシーズンが3年ぶりに延長12回制に
⇒2022年のレギュラーシーズンは2019年以来3年ぶりに延長が12回制になります。2020年は10回まで、2021年は9回までとなったことで引き分け試合が激増し、賛否両論がありました。(下記記事によると、19年はセ・パ計22試合、21年は同計102)
Covid-19の状況によっては11回、10回などの短縮も検討されるとのことです。



1月19日(水)
・新型コロナ特例が継続
⇒昨シーズンに続き新型コロナ特例(特例2022)が継続となることが決まりました。
主に、出場選手登録31人、ベンチ入り26選手、外国人登録枠5人で出場は4人というルール。
以下が、2022年から変更となるようです。
予告先発投手が感染疑いなどで回避した場合、その投手は抹消となり、ベンチ入りは26人(昨季は25人)へと変更された。また、1球団1試合5人以内と定められている育成選手の2軍試合出場枠も状況次第で緩和される。



・リクエストで一部変更があり
⇒2018年より日本プロ野球で導入されている、リクエスト制度。
下記のように一部ルール変更があるとのことです。
①リプレー検証中に選手はベンチにもどってはいけない。
②リプレー検証は、当該審判員を除く審判員2名、控え審判員の計3名が行い、支持の多い意見を優先
③確証がない映像について定義(あくまでも審判内部的な話)


これについて、主に②についてですがこれまでは審判団全員の一致で判定が覆ってたとのことで、リクエストにも関わらず誤審?と言うこともたまにありましたが、今シーズンから減少する可能性があります



1月21日(金)
・M.ピープルズ投手と再契約!!
⇒新外国人選手の来日が未定という状況の中、昨季まで在籍していたM.ピープルズ投手と今季も再契約することが発表されました。一方でK.シャッケルフォード投手とは契約しないことも発表されています。2月1日からの春季キャンプにも間に合うとの報道もあり、既に入国している可能性があります。これで、DeNAベイスターズの支配下選手枠は66人(最大で70人)になります。
以下の記事についても最新情報を反映しました。
DeNAベイスターズの選手枠(2022年1月21日時点) - 横浜DeNAベイスターズ分析ブログ

2022年シーズンの投手(先発、中継ぎ、抑え)(2022年1月21日時点) - 横浜DeNAベイスターズ分析ブログ
2022年シーズンの外国人(2022年1月21日時点) - 横浜DeNAベイスターズ分析ブログ



・DAZNが1925円(税込)⇒3000円に...
⇒一部Twitterでも騒がれていますが、DAZNの料金が2022年1月22日(火)より値上げされるとのことです。。(以下は料金変更についての画像を一部抜粋)

選択肢としては


①年間プランにする(2月21日中までに)
②スカパー契約する
などの選択肢があると思います。


料金は以下が目安です。(2022年1月21日時点)
DAZN→3000円(広島カープ以外のレギュラーシーズンの主催試合が見られる)
スカパー→月額基本料含め4483円(広島カープ主催試合、交流戦パ・リーグ主催試合も含め、日本シリーズやオールスターを除いた主催試合が見られる。一部球団のファームの試合も見られる)
JSPORTSオンデマンド→1980円(広島カープ主催試合が見られる)


パ・リーグは割と選択肢が多いうえ割安です。
パ・リーグTV→1595円
楽天TV→702円
Yahooプレミアム→508円(ベースボールLIVE→0円)


セ・リーグの主催試合を全て視聴したい方(DAZN + JSPORTSオンデマンド)であれば、スカパーのプロ野球セットへの切り替えした方が安くなります。


・ドラフト1位の小園健太投手が春季キャンプ1軍スタート
⇒高卒新人となると球団では2014年の関根大気選手以来となります(その前は2000年の高卒5名の選手)。
仮に開幕一軍スタートとなれば、2001年の内川聖一選手(現:ヤクルト)以来となります。投手となると横浜大洋時代、1989年の投手だった登録名が当時は石井忠徳だった、石井琢朗コーチ以来となります。キャンプ、紅白戦、オープン戦を通して、プロの壁に当たることが無かった場合、その可能性は十分あると思います。

また、徳山投手や三浦銀二投手、梶原選手も春季キャンプは一軍スタート予定のようです。

3月の栗山ジャパンの初陣はどうなる?

昨年の夏季東京五輪において侍ジャパンを稲葉監督(当時)が率いて、金メダルを獲得しました。
そして、昨シーズンで勇退した栗山英樹氏(一部の界隈ではガッフェとも呼ばれる)が就任しました。
近いところの目標は、2021年にCovid-19の影響で中止となっていたWBCが、2023年3月に開催される予定です。2009年の優勝以来3大会ぶりの優勝を目指すことになるでしょう。


この大会ではロサンゼルス・エンゼルス所属の大谷翔平選手が出場するかによって、注目度が格段に変わりそうですが、今年は3月5日~3月6日に東京ドームで台湾との練習試合が2試合組まれています。


これは、栗山代表監督にとっても初陣となる試合になるわけですが、筆者としては開催するにあたり2つほど大きな懸念事項があると考えています。
つまりそれは、
そもそも開催できるのか?
と筆者は思っています。それについて説明します。


・台湾代表の選手が来日できるのか?
⇒これは大きな懸念事項です。
日本ハムの王 柏融(ワン・ポーロン)選手、東北楽天の宋 家豪(ソン・ジャーハオ)投手、阪神タイガースの陳偉殷(チェン・ウェイン)投手、西武ライオンズの吳 念庭(ウー・ネンティン)選手は現在、興行VISAによって在留資格があるため春季キャンプまでには来日できる見込みと思われます。しかし、それ以外の日本でプレーしていない台湾の選手は全て新規入国となる選手です。アマチュア野球の独立リーグや社会人野球・学生野球で在留しているプレイヤーが若干いるとは思いますが・・・。(因みに、昨シーズンまで巨人に在籍していた陽 岱鋼選手は既に台湾に帰国しているという報道があり、在留資格を既に失っている可能性があります。)
2月末までは新規入国について日本政府が規制する方針のため、特例入国が容認されない限りは台湾側のチーム編成が難しいと思います。また、3月に入国したとしても14日間は隔離しなければならないため、2月末で新規入国の規制が解除されても通常は間に合わないです。よって、これについては、サッカーW杯と同様に隔離なしで実施するものと見られます。


・代表戦後に選手らの隔離が必要か?
⇒これは現在サッカー日本代表で言われている大きな問題です。W杯アジア最終予選の中国戦、サウジアラビア戦が行われる予定ですが、ここで召集される国内の選手は試合を終えて14日間の隔離期間に入らなくてはいけません。選手はその間、所属チームに合流ができなくなるため大きな戦力ダウンとなってしまいます。
これには、三木谷 浩史氏もTwitterにて意見を呈しており、筆者としても今のルールでは、今後国際試合の開催に大きな支障が出るのでは?と思いました。


つまり、同様の問題が3月の侍ジャパンの試合にも適用される可能性が高いと言う訳です。仮にそうなった場合、台湾との3連戦を終えた後、2週間の隔離期間に入る必要があります。そうなると、3月6日の2週間後となる20日までは少なくとも所属チームでの練習およびオープン戦の出場ができなくなり、合流してから3月25日の開幕戦まで4日しかありません。これは大きな問題です。最悪、NPBの各球団から選手の派遣を拒否される可能性があります。隔離中の代表同士での練習を認めるなど、何かしらの対策を講じる必要があると筆者は考えます。


新外国人選手の来日も大きな問題ですが、NPBはこの件についても、Jリーグと協力して政府に嘆願すべき案件だと思います。


ここからは個人的な意見となりますが、日本政府は昨年の夏季東京五輪で、世界中から多くの選手や関係者を特例入国させてきた前例があり、Jリーグ・NPBは感染対策に関して徹底、遵守してきた実績があります。また、W杯最終予選で中国やサウジアラビア関係者100人の特例入国を容認した理由として「公益性が高い」との理由で入国させています。よって、NPBは新外国人が入国できなかった場合や隔離することによる選手への影響を明示および金額として数値化して、それらを交渉材料に日本政府に持ち掛けるべきです。
そして、1月16日現在の日本国内での感染状況を見るに、最早海外からの水際対策については崩壊しており、この件に限らず経済に舵を切る勇気と判断が今の日本政府に求められていると考えられます。
まずは、現状に見合っていない入国後の隔離期間が1月15日から14日から10日に短縮するとのことですが、試合後の隔離期間についても同様の短縮を検討すべきではないでしょうか?

※後に試合後の隔離期間が14日から6日に短縮されています。


<最後に>
この侍ジャパンの試合の催行あたって、上記の2つの壁はあまりにも高いものであり、本件に関する報道も後々多くされる日が来ると思います。台湾プロ野球(CPBL)が催行について現時点でどのように考えているかは分かりませんが、このまま現行ルールのままで進んでいく場合は、栗山代表監督にとっては厳しい船出となることが予想されます。


(2022/1/21追記)
(訂正)
ENEOS 侍ジャパンシリーズ2022についてですが、本記事にて日程が以下のようになっていました。ここにてお詫びを申し上げます。本記事においては既に修正済みです。

3月5日~7日 [誤]
3月5日~6日 [正]


(2022/2/11追記・訂正)

・侍ジャパンの強化試合数は2試合のため訂正しました。

・試合後の隔離期間が14日から6日となったため追記しました。